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金沢の伝統工芸士ら4人が漆と絹の独自素材開発 湯涌温泉で新作展示会

独自開発した新素材「漆絹(ウルシルク)」

独自開発した新素材「漆絹(ウルシルク)」

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 金沢の伝統工芸を受け継ぐ金澤職人塾「一匠」が、独自開発した素材を使った新商品の展示会を9月18日から、「金沢湯涌創作の森」(金沢市北袋町)で開催する。

金澤職人塾「一匠」が新作展示会

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 伝統工芸士の金沢箔・松村謙一さん、加賀友禅・太田正伸さん、金沢仏壇蒔絵(まきえ)師・大竹喜信さん、1級技能士の金沢表具・武部正典さんの4人による同グループ。業種の壁を越えて伝統を継承しながら今の時代に沿った商品を生み出すことを目的に2015(平成27)年に活動を始めた。

 個々の技能を生かし、絹の反物に独自の漆を塗りこんだ新素材「漆絹(ウルシルク)」を開発。絹の柔軟性は残したまま、漆ならではのつやや耐久性が特徴で、ひび割れや折れ目などができにくい軽くて加工自在な生地が完成した。

 漆絹を使った商品として、絹の地模様を生かした耳飾りやブローチ、牛革と組み合わせたがま口ポーチ、色漆も塗り込んだ長財布などを販売してきたが、今回デザイナーの原嶋なつみさんとコラボし、新作ジュエリーの派生ブランド「ULULA(ウルラ)」を発表。これまでにない立体的なデザインを意識し、展示会で初披露となる。

 加賀友禅伝統工芸士の太田さんは「これまで漆絹をどのような形で商品に落とし込めるか、メンバー4人で試行錯誤してきたが、新作の開発に原嶋さんを迎え、女性ならではの感性で面白いデザインが出来上がった。これまでの一匠の軌跡と共に、展示会で見てもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 20日16時から、原嶋さんとブランドアンバサダーを務める「OFFICE SCHNEIDER」(彦三町1)の手嶋シークリンデさんとの対談をインスタグラムでのライブ配信で行う予定。

 開催時間は10時~17時(23日は15時まで)。火曜休館。入場無料。今月23日まで。

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