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金沢駅西の空き地で「カナザワマチナカキャンプ」 空き地活用探る

カナザワマチナカキャンプ実行委員会の皆さん(最右は代表の藤本遼さん)

カナザワマチナカキャンプ実行委員会の皆さん(最右は代表の藤本遼さん)

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 JR金沢駅西口の空き地にテントを張って宿泊する「カナザワマチナカキャンプ」が7月9日・10日に開かれた。

【VRで読む】金沢駅西の空き地で「カナザワマチナカキャンプ」 

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 実行委員会代表の藤本遼さんは、兵庫県でまちづくりのコンサルティングなどを行う会社を経営。JR西日本が空き地の有効活用を模索していることを知り、「街中の駅から歩いて3分という立地にテントを張って宿泊できたら面白いのではないか」と、キャンプイベントを思い付いたという。

 企画から2カ月という短期間にも関わらず、地元のアーティストが沢山集まった。当日の夕方からの大雨で映画上映は中止となったが、ライブは盛り上がった。販売ブースには春巻き専門店「はるまき家」、「喫茶ウミネコパーラー」などの飲食店をはじめ、キャンプ用品、絵本の古書、植物でできた線香の専門店など、個性的な店も並んだ。

 イベントには約200人が来場。工事中のビルの横で重機を見ながらテントを張るという珍しさから参加した人や、イベントを目当てに東京から帰省した人もいたという。

 藤本さんは「県内外からの問い合わせも多く、地元の大学生も運営に参加してくれた。金沢という街に関わりたいという気持ちを強く感じ、今後への手応えにもなった。このイベントをきっかけに新しい企画をどんどん提案し、皆でまちづくりをしていこうという機運を高めていきたい」と話す。

 8月末まで空き地を使ったイベントを開いていく予定で、情報はSNSなどで発信する。

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