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春の金沢を楽しむ「百万石まちなかめぐり」 飲食や工芸など140店

工房ヒゲキタの恐竜「シロ」も会場を練り回りイベントを盛り上げる

工房ヒゲキタの恐竜「シロ」も会場を練り回りイベントを盛り上げる

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 花見シーズンに合わせ「百万石まちなかめぐり さくら2022」が4月2日・3日の2日間、しいのき緑地(金沢市広坂)などで開かれた。

【VRで読む】「百万石まちなかめぐり さくら2022」しいのき緑地会場

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 桜の名所でもある兼六園周辺を会場にすることで、街なかににぎわいを創出しようと2011(平成23)年に始まり今年で11回目。秋にも「もみじ」として同様のイベントを開いており、観光客も増える行楽シーズンに、県内各地でこだわりを持って製造する個人ショップや工房の販売促進、エリア内にある美術館や博物館などの文化施設への誘客にもつなげる。

 メイン会場のしいのき緑地には、漆や陶芸、アクセサリーなどのクラフトのほか、スイーツやサンドイッチ、ドリンクなどのブースも立ち並び、昼時には長蛇の列ができるほどの人出になった。金沢以外にも能登や加賀方面から合わせて約140店が参加。「あんがとう農園」(中能登町)は、通常レストランや百貨店に卸しているエディブルフラワーやハーブを家庭でも楽しんでほしいとブーケにして販売した。「実店舗を持たないため、直接販売することで、お客さまとコミュニケーションが取れるのが魅力」だという。

 そのほか、牛革や木でブローチを作るワークショップや動物園・映画館など、さまざまな体験型のブースも。天候にも恵まれ、ヒゲキタ工房のプラスチック段ボールで作った恐竜「シロ」が会場を練り歩いたほか、加賀万歳保存会などのステージで会場を盛り上げた。

 実行委員会事務局では「さくらラリー」として、市内中心部や金沢港周辺施設17店舗で特典が受けられるほか、3カ所を巡り抽選でランチ招待券や特産品が当たるスタンプラリーを4月30日まで開催する。

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