「だんらん」をテーマに人とのつながりを表現したクリスマスツリーの展示が12月1日、ハイアットセントリック金沢(金沢市広岡1)3階ロビーエリアで始まった。
同ホテルの開業1周年のテーマ「One Full Circle」から着想を得た「だんらん」をテーマに、金沢工業大学 竹内申一研究室の学生がクリスマスツリーを考案・企画・作製。公開前日の11月30日には点灯式を行い、その様子をインスタグラムで配信した。
同大学の竹内申一教授は「ハイアットセントリック金沢がつくってきた人と人とのつながりを、不織布の小さな輪の集合体で表現した。和紙のような質感の不織布は伝統工芸を連想させ、金沢らしさを表現している。ふわりとした温かみの中にエレガントさも感じられる作品に仕上げた」と話す。
クリスマスツリーは高さ3メートルで、ライトアップは6色に変化する。先端にはつながりの輪を模した金色の輪のオーナメントを飾った。
ツリー作製に参加した同大学建築科の学生は「いくつも模型を作り、配色やバランスの検討を重ねた。長さや幅にこだわって使用した不織布は約1000枚になる」と話した。
12月25日まで。