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金沢にエンタメパン屋「小麦の奴隷」初出店 能登塩など地元食材の採用も

「小麦の奴隷 金沢長坂台店」のスタッフ

「小麦の奴隷 金沢長坂台店」のスタッフ

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パン店「小麦の奴隷 金沢長坂台店」(金沢市長坂台、TEL 070-4448-7846)が11月11日、金沢泉丘郵便局向かいにオープンした。

【VRで読む】泉丘郵便局近くにオープンした「小麦の奴隷 金沢長坂台店」

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 実業家・堀江貴文さんが主宰するオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」での呼び掛けをきっかけに、「新地方活性型ベーカリー」として1号店を2020年、北海道大樹町でオープンさせた「小麦の奴隷」。現在、全国に20店舗以上を展開し、石川県には初出店となる。

 販売するのは、クルトンをパン生地にまぶして揚げた看板商品「ザックザクカレーパン」(250円)や同県の能登塩を使う「もちっと塩パン」(140円)など20種類以上。地物の甘エビを取り入れた同店オリジナルの商品も開発中だという。

 コンセプトに「エンタメパン屋」を掲げる同店は、調理場で作業する様子が見える窓を販売スペースに設け、オーブンも焼き上がったパンが見えるように配置。店内には七尾市出身の音楽家・左近誠道さん作詞・作曲のオリジナルテーマソング「パンパン天国」を流す。フォトスポットを設けるなど店内の撮影は自由。店長の前澤宇生留さんは「スタッフそれぞれに『推しパン』がある。気軽にお薦めを聞いてもらえれば。エンタメパン屋とはどんな店かを実際に来て、見て、味や食感も体験してほしい」と話す。

 現在、集めた資金を地元の子どもたちへのパンの無償提供などに充てようとクラウドファンディングに挑戦している。支援者には、パンと交換できる券や地元サッカーチーム「ツエーゲン金沢」のVIP席観覧券のほか、1日店長として同店で働く権利などのリターンを用意する。

 営業時間は9時から16時。火曜定休。

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