北陸最大級の商業施設「イオンモール白山」(白山市横江町)が7月17日、グラウンドオープンした。
地上3階建ての建物に、約200の専門店が入る同施設。北陸に初めて出店した「Flying Tiger Copenhagen(フライング タイガー コペンハーゲン)」は、デンマーク発の雑貨ストア。家族で過ごす時間を楽しみ、生活を豊かにすることをコンセプトに掲げており、手触りのよい木製のおもちゃや、カラフルな雑貨など2000点ほどがそろう。営業担当の澤田直人さんによると「1階の食品ゾーンと近く、日常の中でふらっと立ち寄れるのが特徴」で、店内を迷路のように回り、宝探しする感覚で買い物を楽しめる配置にしたという。
ほかにも北陸初登場の店が50店以上あり、北陸自動車道白山インターから程近い立地を生かして、北陸3県からの集客を見込む。
同モールは「食」に力を入れており、バラエティー豊かなレストランのほか、地元で人気のレストランを運営する6社が集まるフードホールや、国際ビジネス学院スーパースイーツ製菓専門学校の学生による「学生のパン屋さん」、同校で指導するシェフによる「グランシェフズキッチン」など、50店の飲食店が並ぶ。
館内全体に強制換気システムを整え、除菌システムを設置するなど、感染症対策を徹底。フードコートではスマートフォンでオーダーから決済まで行い、店頭で待つことなく受け取ることができるオーダーサービスを導入した。人工知能(AI)による接客も取り入れ、デジタルを積極的に活用したサービスを提供する。
営業時間は、専門店=10時~21時、レストラン=11時~22時。