金沢国際ホテル(金沢市大額、TEL 076-296-0111)で7月1日、毎年恒例となっているビアガーデンが始まった。
【VRで読む】金沢国際ホテルでビアガーデン始まる 今年は完全予約制
同ホテルでは、新型コロナウイルスにより利用客が激減していたが、7月に入ってからは予約も順調に増えているという。毎年ビアガーデンを楽しみにしている客も多いため、今年は対策を講じながら開催することとした。
従来はバイキング方式での料理提供を行っていたが、今年は重箱に彩りよく盛り合わせた会席スタイルとし、メインとなる肉料理は熱々のまま別に提供されるという。席数も半分の60席に限定し、プールサイドのオープンな空間で密を避けられるよう配慮した。雨の場合は、併設したレストランのテラスや、窓のある宴会場を利用できる。料金は2時間の飲み放題が付いて、1人5,000円。
コロナをきっかけに、1パック500円で総菜のテークアウトにも力を入れたところ、和洋中とバラエティー豊かなホテルのレストランの味を楽めると地元の常連客も付き、手応えを感じたという。これまでは外にテントを設置して販売していたが、今月からはロビーに販売コーナーを設け、購入した総菜をビアガーデンに持ち込めるサービスも提供する。
営業課の坂谷内篤さんは「地域に愛されるホテルとして、自分たちが何をすればよいか考えるきっかけにもなった。新しい企画にもどんどん挑戦しながら、新しいお客さまにもたくさん来ていただけるようなホテルを目指していきたい」と話す。
営業時間は18時~22時、期間は9月22日まで。総菜のテークアウトの販売時間は16時~19時で、今後も継続して行う予定。