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金沢「坂の上ベーカリー」工芸作家とコラボした新作メロンパン発売

真ちゅうを使った「ふちありボウル」に入ったメロンパン

真ちゅうを使った「ふちありボウル」に入ったメロンパン

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 「坂の上ベーカリー」(金沢市寺町3、TEL080-4255-1595)が6月8日、金沢市の工芸作家とコラボで開発したメロンパンを発売した。

ハード系からソフト系まで20種類以上のパンを販売

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 あさひ屋ベーカリー(白山市)やひらみぱん(金沢市)で修業した店主が、3月にオープンした同店。茶菓工房たろう(本店=増泉4)とコラボした看板メニュー「たろうのあんぱん」(250円)は、あんを包んでから焼くのではなく、焼いたパンに挟みキューブ状をしているのが特徴。このあんパンを目当てに並ぶ客も多いという。

 コロナ禍の影響でイベントなどが中止となり、販路が減少した地元の工芸作家の工芸活動を支援する形で今回のメロンパンを発売した。低温オーブンで焼き上げたサクッと甘いクッキー生地とカルピスを練り込んだほんのり甘いパン生地が「絶妙なバランスになっている」という。

 金沢美術大学出身の工芸作家の西川美穂さんが制作した真ちゅうを使った小ぶりな器「ふちありボウル」にメロンパンがすっぽり入った形で店頭展示している。光の当たり加減によって器の色が変わるのが楽しめる。店主の若井夏樹さんは「小さいお子さんが楽しめるサイズ感で、やさしい甘さを味わってもらいたい。匠の技が光るふちありボウルの器もぜひ楽しんでもらえれば」と話す。

 価格は、メロンパン=180円、ふちありボウル=5000円。営業時間は7時~13時30分(売り切れ次第終了)。水曜・木曜定休。

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