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金沢に「変なホテル」 全国16館目で北陸初進出、恐竜ロボットがフロントで出迎え

「変なホテル金沢 香林坊」のフロントで出迎える恐竜ロボット

「変なホテル金沢 香林坊」のフロントで出迎える恐竜ロボット

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 「変なホテル金沢 香林坊」(金沢市香林坊、TEL 050-5210-5310)が金沢の中心部の香林坊に12月24日にオープンした。

【VRで読む】北陸に初進出した「変なホテル金沢 香林坊」

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 HISホテルホールディングス(東京都新宿区)が運営する同館、全国16館目で北陸には初進出。世界初のロボットホテルとしてギネス認定された同ホテルグループでは、さまざまな先進技術でホテルステイをサポートし、時代やニーズに応じて「変化を続ける」意味で「変なホテル」とネーミングした。

 同館では金沢らしさを演出する。ロビーには加賀友禅を模したプロジェクションマッピング、地産木材「能登ヒバ」を使用し、恐竜ロボットがフロントで出迎える。レストランにも水引をデザインするほか、九谷焼の器を用いるなど随所に石川の伝統を取り入れた空間作りを行う。

 1階のレストランは福井県で行列のできる「どんと屋」が営業し62席を設ける。朝食は和洋食をビュッフェスタイルで提供。のどぐろの一夜干し、大根と能登豚の煮物、金沢カレーなどご当地メニューも用意する。ランチタイム(11時30分~15時)は、宿泊客以外の利用も見込む。ディナーの営業は2月から。

 主要観光地へも徒歩圏の立地とありさまざまな年齢層をターゲットに、12階建ての館内に131室を設ける。客室は床を一段高くした小上がりの上にベッドを配し「和」をコンセプトとする「ジャパネスクツイン」(定員2人、1人=6,500円~)や、4つのベッドを配置する「フォースルーム」(同4人、5,000円~)など。各室に置かれるタブレット「Tabii(タビー)」では、照明やテレビ、エアコンなどのルームコントロールや、観光地の情報、館内のランドリーやレストランの空き状況も確認できる。

 同館マネジャーの雜賀裕紀さんは「当ホテルのブランドを北陸でも広めていきたい。ご当地色を取り入れ、リピーターも増やしたい」と話す。

 チェックインは15時~、チェックアウトは11時まで。

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