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金沢のタテマチストリートに新ホテル SDGsテーマに商業施設と融合目指す

5階のシェアキッチン

5階のシェアキッチン

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 SDGsをテーマとするホテル「EIGHT POINT INN KANAZAWA」(金沢市竪町、TEL 076-222-2425)が昨年12月12日、タテマチストリートにオープンした。

【VRで読む】タテマチストリート「CoCoTTo KANAZAWA」にオープンしたホテル「EIGHT POINT INN KANAZAWA」

 「SDGs(Sustainable Development Goals)」は「持続可能な開発目標」の意味で、全世界の人が持続的に人らしく生きることを目標に2015年、国連で合意された。「フェリーチェ」(本社=沖縄県那覇市)が運営する同ホテルは、沖縄・福岡・大阪・東京・札幌などに次ぎ北陸には初進出。金沢は13店舗目として、SDGsの取り組みの旗艦店と位置付ける。

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 「金沢への出店は視野に入れていたが、『パティオ金沢』のリニューアルを機にホテルのある商業施設という珍しい業態にチャレンジした」と同社経営企画室の今井宏江さん。リノベーションに当たり、スクラップする設備を最小限とし、着工から完成までの3カ月間も既存テナントが影響を受けることなく営業できるよう配慮した。

 地下1階~5階の商業施設「CoCoTTo KANAZAWA」の3~5階部分がホテル部分。5階は自動チェックイン可能なフロント、カフェ、レンタルオフィス、シェアキッチン、物販スペースなどを設置。カフェスペースでは朝食としてホットドッグやワッフルなど(600円)を提供する。レンタルオフィスは個室ブース7室、コワーキングデスク18席を設ける。

 3~4階の客室にはキャビン104室(1室1人=2,500円~)とツイン18室(同=5,000円~)、トリプル2室(同=4,000円~)の124室を備え、男女別のシャワールームも設置する。

 これまで当たり前とされてきたサービスを根本から見直し「目的を持って消費する、目的を持って使用を抑える」ことで環境や人に寄与できる仕組みを作る。アメニティーなどは置かず、スリッパも繰り返し洗って清潔に用意するという。

 SDGsへの取り組みを行う地元の金沢工業大学や「JAはくい」と連携した取り組みも始め、今井さんは「さまざまな人・コト・情報が集まる街のファンクションとの立ち位置で、SDGsをキーワードに地域や企業と連携したイベントやワークショップなども開催するなど情報を発信していきたい」と話す。

 チェックイン=15時、チェックアウト=11時。