
高級食パン専門店「乃木坂な妻たち 金沢店」(金沢市戸水2、TEL 076-282-9090)が12月7日、石川県庁近くの鞍月エリアにオープンした。
【VRで読む】石川県庁近くに「乃木坂な妻たち 金沢店」がオープン
北海道札幌市の住宅街・桑園(そうえん)に本店を構える同店は、ベーカリープロデューサー岸本拓也さんが手掛けており、ユニークなネーミングセンスと本格的な商品を提供するギャップが話題を呼んでいる。今回、奈良県に次いで金沢市に3店舗目をオープンしたいきさつについて、店長の梶谷光さんは「毎日子育てや家事、仕事に忙しい奥さまたちがホッとできる時間を提供したいという当店のコンセプトに、住宅街や港が近く、ゆとりある雰囲気のエリアや物件がマッチした」と話す。
同店の看板となるのは、3本の食パン「豊潤な妻」(2斤=800円)、「かぐやひめ」(同=980円)、「ドレミなあん巻き」(1斤=650円)。九州・熊本から取り寄せた小麦粉や「金市商店」(京都府中京区)の蜂蜜、沖縄の雪塩などこだわりの食材を使い、1日目はふわふわな食感が、2日目には甘味の増した味わいへと、日ごとの変化も楽しめるという。
店内にはテーブル55席を設け、カフェメニューも提供する。同店の食パンを使った「ハムとチーズのオープンサンドセット」(950円)、「たっぷりチーズのトーストセット」(以上ドリンク付き、850円)のほか、「トキトキメキメキプリン」(380円)、「ポピパなクリームソーダ」(450円)などの「インスタ映え」メニューも人気。1月にはフルーツサンドをリニューアルし、ランチの需要に対応したボリューミーなサンドイッチや、新たな食パン2本も販売する予定。
梶谷さんは「食パンはもちろん、カフェも含めて八百屋さんに野菜を買いに行くように身近に楽しんでほしい。名前やポップな内装など遊び心をふんだんに取り入れながら、食パンには全国から取り寄せるこだわりの素材を使い、深いりが好まれる金沢のコーヒー文化をくんだエスプレッソメニューを提供するなど、商品は王道で勝負していきたい。日常食として気軽に利用していただければ」と話す。
営業時間は10時~20時(カフェは9時~)。