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金沢にガトーショコラ専門店 カカオ農家の貧困とプラスチックごみ問題に挑む

カカオトレースのチョコレートで作るガトーショコラ

カカオトレースのチョコレートで作るガトーショコラ

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 ガトーショコラ専門店「Kuroneco Jack」(金沢市鞍月3、TEL 076-268-9611)が5月22日、金沢西高校近くにオープンした。

【VRで読む】金沢西高等学校近くにオープンしたガトーショコラ専門店「Kuroneco Jack」

 店内には販売スペースとイートインスペース19席を設ける。提供するのは、パティシエの若田順也さんと神佐悠子さんの作る2つのシリーズのガトーショコラ。クグロフ型で焼き、フレーバーごとに彩られたガトーショコラ「Jackシリーズ」(370円~)は12種類、クラシカルなガトーショコラにジュレやフロマージュを挟んだ「INTOシリーズ」(480円~)は4種類をラインアップする。季節に合わせた限定商品も登場する予定。店内では「KURONECOパフェ」(1,400円)や「ソフトクリームJACK」(550円)、ドリンクメニューなども用意する。

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 運営するのは、金沢市内を中心に県内7店舗で「やきとり 鳥珍や」を展開する「ゼロスター」(片町2)。社長の和田知晃さんは飲食店の経営に携わる中で、食品トレーやビニール袋などによる環境への影響に苦慮。今回、同店では紙コップや紙ストローを導入し、「プラスチックごみゼロ」を目指す。

 「やきとり 鳥珍や」で焼き鳥や看板メニューの「金澤手羽先」を客に提供する原点には、農家や養鶏業者など生産者の協力があると感じていたともいう和田さん。世界的に問題視されているカカオ農家の貧困や児童労働に心を痛めていたことから、今回「カカオ農家の貧困解決を目指すカカオトレースを通じて仕入れた最高級チョコレートを使うことで、生産者の働き方や労働環境を変えたい。環境保護への取り組みも含め、持続可能な社会の構築を目指して、食の開発と提供ができれば」と話す。

 同店は6月28日まで、店舗改装費や材料調達費として、目標金額100万円のクラウドファンディングにも挑戦している。クラウドファンディングは、目標金額に届かなければ支援金を全く受け取れない「All or nothing方式」を選択した。和田さんは「支援をいただくということは、絶対に達成する責任があるということ。食の大切さを金沢から国内外に伝えていくために、多くの方のご協力をいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~19時(イートインは17時まで)。月曜定休。駐車場20台。

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