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金沢の食品研究所、牛乳・卵不使用の「溶けにくい甘酒ソフトクリーム」開発

溶けにくいビーガン甘酒ソフトクリーム

溶けにくいビーガン甘酒ソフトクリーム

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 牛乳・卵など動物性食品を使わない「溶けにくいビーガン甘酒ソフトクリーム」を8月10日、金沢の「日本海藻食品研究所」(金沢市本江町)が開発した。

「溶けにくいビーガン甘酒ソフト」をアレンジしたスパゲティアイス

 同研究所は、2009年におからと米粉を使った「溶けにくいソフトクリーム」、昨年8月に植物性の「溶けにくいビーガンソフトクリーム」を開発し、話題を集めた。

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 2012年から、甘酒を使った溶けにくいソフトクリームの開発にも取り組んでいたが、ざらつきのあるシャーベット状のものしか出来上がらなかったという。近年、甘酒の健康や美容への効果が注目を集めていることから本格的に開発を進めたところ、材料を煮詰める温度や配合割合など工夫したことによって、甘酒を使った「溶けにくいビーガン甘酒ソフトクリーム」が完成した。

 材料は、甘酒と酒かす、豆乳、水、ショウガ、テンサイ、米粉。甘酒と酒かすは、金沢の老舗酒造「福光屋」(石引2)の「酒蔵仕込み 純米 糀甘酒」と「加賀鳶 純米大吟醸 酒粕」を使用。米粉の性質によって溶けにくくまろやかな食感のソフトクリームを実現した。

 研究所会長の白石良蔵さんは「これまでで最も失敗作が多かった」と苦笑いするも、「甘酒の香りがふんわりと漂う中、ショウガのさっぱりとした風味とテンサイの優しい甘みがアクセントになっておいしく仕上がった」と自信を見せる。「甘酒の健康、美容効果に注目している方やビーガンの方などにお薦め」だという。

 今後は、食品メーカーなどに技術提供するとともに、研究所内のアンテナショップ「へるしいらぼ」で一般にも販売する予定。