金沢市の増泉交差点近くに、唐揚げ専門店「からやま 金沢御影店」(金沢市御影町3、TEL 076-259-0577)がオープンして1カ月がたった。
【VRで読む】増泉交差点近くにオープンした唐揚げ専門店「からやま金沢御影店」
「からやま」は豚カツ専門店「かつや」などを運営する「アークランドサービスホールディングス」(東京都千代田区)の子会社「エバーアクション」(同)が手掛け、関東を中心に国内33店舗を展開。北陸地方で「かつや」のフランチャイズチェーン加盟契約を結んでいる「アース」(野々市市)が、「からやま」とのエリアフランチャイズチェーン加盟契約を結び、北陸進出1号店としてオープンした。店内にはテーブル席、カウンター席、合わせて47席を設ける。店内での客単価は650円前後。
同店が看板に掲げる唐揚げは、新鮮な鶏のもも肉を使い、ニンニクを一切使わずに臭みを消す、独自の製法で香ばしく揚げて提供する。秘伝のタレに1日漬け込み、丸い形に巻くことで肉のうま味を閉じ込めているという。「アース」の木村盛美さんは「まずはからやま定食(637円)を食べていただきたい」と話す。1月12日からは期間限定で「秘伝ニンニクからあげ」(1個=140円)の販売も始めた。
店内には持ち帰りコーナーも設け、「からやま弁当」(637円)や「からたま丼弁当」(529円)など弁当のほか、1個から販売する唐揚げや総菜メニューも充実させる。「アース」の干場康幸さんは「最近拡大している中食市場にも注目している。揚げたての手作り唐揚げを手頃な価格でお持ち帰りいただき、家庭でも召し上がっていただければ」と話す。
オープン後、家族連れの客も多いといい、干場さんは「老若男女愛される唐揚げは、もはや国民食と言っても過言ではない。金沢を足掛かりとして、3年間で北陸3県に10店舗以上の出店を目指している」と話す。「北陸初出店の唐揚げを多くの方に味わってもらいたい」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~22時30分。