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金沢の住宅地にパン新店 脱サラオーナー、クロワッサンにこだわり

パン店「Couche(クーシュ)」の外観

パン店「Couche(クーシュ)」の外観

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 金沢駅からほど近い住宅地に10月5日、「金沢パン工房Couche(クーシュ)」(金沢市北安江、TEL 076-209-5528)がプレオープンし、年明けのグランドオープンに向け準備を進めている。

【パノラマVR】金沢にオープンしたパン店「Couche(クーシュ)」

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 店名「クーシュ」はフランス語で「層」の意味で、クロワッサンの生地にちなんでネーミングした。店内は明るく優しい雰囲気に仕上げ、店舗面積は約15坪。現在は25~30種のメニューを用意するが、需要を分析しながらグランドオープンに向けてクロワッサンやデニッシュを充実させるという。利用客は近隣のファミリー層などが中心で、客単価は500~600円程度。

 オーナーの南孝広さんは金沢市出身で、東京で大学を卒業後システムエンジニア(SE)として働くうち、「ものづくり」と「いずれは地元へ」という思いが募り地元での開業を決めた。約3年間、専門のスクールでパン職人としての技術と経営のノウハウを学んだという。

 看板とするのは「クロワッサン」(150円)や、デニッシュ生地を使った「かぼちゃデニッシュ」(180円)、「チキングラタン」(190円)など。開店後の売れ筋は想定外に、あんぱんの各種で「かぼちゃあんぱん」「栗あんぱん」「白あんぱん」「抹茶あんぱん」(各140円)など(税別でプレオープン価格、12月以降は価格改定の予定)。

 南さんは「開店からまだオペレーションが追い付かないが、年明けのグランドオープンに向けてさらにメニューを充実させたい。季節ごとのフェアなど開催するなど、盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~15時。水曜・第3木曜定休。

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