金沢市中心部の各所で8月24~25日、「金沢アカペラ・タウン2013」が開催される。
「全ての人にアカペラを」がテーマの同イベントは、今年で4回目。同市主催で全国からアカペラグループを募集し、街角各所でストリートライブを繰り広げる。
これまで1日限定の開催だったが、全国各地からの出演者が増えたことから初めて2日間に拡大した。出演者数は、プロを含む、117組・約660人。 「『金沢でのアカペライベントに参加したい』と、今年は北海道や四国・九州からのエントリーもあり、全国レベルに知られてきた」と話すのは、同市観光交流局の浅野成貞さん。
ストリートライブの会場は、金沢駅もてなしドーム・東別院山門前・近江町いちば館広場・香林坊アトリオ広場・金沢学生のまち市民交流館・竪町特設会場・めいてつエムザ・香林坊ラモーダ・KOHRINBO109前・ラブロ片町のほか、しいのき迎賓館(ファイナルステージ)を予定する。
23日には講師に椎名恵さんを迎え「アカペラ・ワークショップ」(13~15時)を予定するほか、24日には「金沢アカペラ・コンクール」も行われる。事前審査を経た9グループの中から金賞・銀賞を受賞したグループに、香港と韓国でのアカペライベントへの出場権が与えられるなど、金沢のイベントをアジアにPRする試みも。
ファイナルステージ(25日、17~20時)では、プロとアマチュアグループが共にイベントのフィナーレを盛り上げる。浅野さんは「人の声だけで奏でられるアカペラの世界を、どの会場でも気軽に楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
ストリートライブの開催時間は、24日=11時~20時、25日=11時~17時。詳細は同イベントのサイトで確認できる。