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金沢21世紀美術館で「こども映画教室」-映画と音の関係を体感

世界初のSF映画となる「月世界旅行」のワンシーン

世界初のSF映画となる「月世界旅行」のワンシーン

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 金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL 076-220-2800)で、小学生を対象にした「こども映画教室 初等クラス」が8月24日、開催される。

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 今年で10年目を迎える同教室は、単に映画の観賞だけでなく、映画監督をゲストに迎えて映画が出来上がるまでをワークショップで体験するなどの取り組みを行っている。主催するのは、市内唯一のミニシアター「シネモンド」(香林坊2、TEL 076-220-5007)に事務局を置く、金沢コミュニティーシネマ。

 今回は「映画と音のヒミツの関係~音がつくと映画が変わる?」がテーマ。午前は工作などで絵が動く仕組みを学び、そこから映画が誕生するまでを体験する。午後はゲストにミュージシャンのASUNAさんを迎え、無声映画を鑑賞。おもちゃの楽器や電子楽器などで音楽を奏でるASUNAさんの生演奏で同じ無声映画に音をつけ、その違いなどを体験するという。

 参加する子どもたちは当日、家から「音が出るもの」を持ち寄り、自分たちでも映画に音楽や効果音をつけたり、思い浮かんだせりふなどを入れたりする予定。

 同事務局の上野さんは「映画の中にはいろいろな音があり、楽器でなくても、五線譜にない音でも、全て平等に音」と説明し、「音の無い時代の映画を見た時に心の中で鳴った音を表現することで、子どもたちが映画をもっと楽しむきっかけになってほしい」と、参加を呼び掛ける。

 時間は10時~12時30分、13時~16時。料金は1人=3,000円。きょうだい割引で同=2,500円(2人目から)。定員は30人。お問い合わせは同事務局上野さんまで。

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