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金沢のホテルで「香箱ガニ」ディナー、冬の味覚をオリジナルコースで提供

レストラン「てまり」で提供している「香箱蟹ディナー」

レストラン「てまり」で提供している「香箱蟹ディナー」

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 金沢エクセルホテル東急(金沢市香林坊)のレストラン「てまり」(TEL 076-231-3913)が現在、「香箱蟹(コウバコガニ)ディナー」を提供している。

レストラン「てまり」の店内風景

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 北陸の冬の味覚「コウバコガニ」を期間限定で提供する同コースは、同館料理長の丸山修司さんが「小ぶりな外見ながらも、濃厚でうまみ豊富な味を洋食のオリジナルコースで楽しんでほしい」と企画した。

 コース料理のメニューは、「ベールをまとった香箱蟹のカクテル かにみそのヴィネグレットを添えて」「香箱蟹のうま味を詰め込んだビスクのスフレ仕立て」「北海道産サーロインのポワレ トリュフが薫るレンズ豆の煮込み添え」「クリーミーな香箱蟹と白舞茸(マイタケ)のリゾット」「温州みかんのムースと自家製ソルベ マンジャリンショコラのソース」に焼きたてパン、コーヒーか紅茶が付く。料金を追加すれば、魚料理も用意する。

 中でも丸山さんが特に力を入れるのが、カニの殻ごと使いだしを取ったスープ(ビスク)。「コウバコガニは調理をするには小さいカニだが、捨てる部分はない。素材が持つ繊細な味わいを、余すところなく引き出したい」と話す。リゾットはカニの風味を生かすため、アクの少ない白舞茸を合わせる。丸山さんは「洋食での香箱蟹のフルコースは珍しいと思う。きっと新しい発見があるはず。ぜひ、足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 レストランの営業時間(ディナータイム)は17時~22時。料金は3,900円。来年1月14日まで。

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