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金沢でご当地カレー&スイーツ選手権-ブランド牛カレーなど県1位競う

「おいしいカレーを作るぞ」。ガッツポーズで健闘を誓い合う出場者

「おいしいカレーを作るぞ」。ガッツポーズで健闘を誓い合う出場者

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 「金沢駅東口もてなしドーム地下広場」(金沢市木ノ新保町)で9月16日・17日、「ご当地カレー&スイーツ選手権」が開催される。カレー部門では駅前に立地するホテルのレストランやインド料理店など県内の13店が出場し、来場者が1位を決める。

2010年に行われた「ご当地カレー&スイーツ選手権」の様子

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 主催は「もてなしドームにぎわいフェスタ実行委員会」と「新幹線金沢駅周辺地域連絡会」で、2014年度末に予定されている北陸新幹線金沢開業のカウントダウンイベントとして企画した。

 店舗の出場基準は、実施主体の一つである「金沢駅前にぎわい協議会」に加盟するホテル、人気、新しいことに挑戦している姿勢の3点で、主催者が選んだ。当日は各店が「自慢の味」を1皿500円均一で販売し、投票箱に集まったスプーンの数で1位を競う。

 昨年優勝のインドレストラン「シャルマ」(示野中町)は、前年と同じメニュー「辛口チキンマサラ」と「甘口ムガールチキン」で2連覇に挑戦。昨年2位のホテル日航金沢(本町2)はブランド牛のカレーで雪辱を期す。

 インド料理レストラン「ルビーナ」(野々市市)はチキンカレーと酒かすカレーを用意。初出場となるNPO法人「ふれあい工房たんと」(御所町など)はトマトのカレーなど2種類のソースを1皿に盛って提供する。ガーデンホテル金沢(本町2)は加賀野菜を使った一皿を、4月にオープンしたばかりのインド・ネパール料理レストラン「アシルワード」(香林坊2)はインドカレーを考案中という。

 8月29日にはガーデンホテル金沢で説明会が行われ、出場店舗の関係者が一堂に会した。ホテル日航金沢マーケティング部マネジャーの浅野賀英子さんは「ブランド牛を使うので採算ぎりぎりだが、イベントに出展するたび、ホテルならではの味と好評を博している。今年は1位を目指す」と闘志を燃やし、「シャルマ」を経営する「ジェムインターナショナルフーズ」(尾山町)の大友吉朗社長は「ここで選ばれるということは、北陸を代表するカレーだということ。1位を取れる自信はある」と力をみなぎらせた。

 「アシルワード」の千葉諭代表と「たんと」の酒井健二理事長はそれぞれ、「カレーファンに店の名前や味を覚えてもらう機会にしたい」と意欲たっぷりに話していた。

 一方のスイーツ部門には12店が参加し、河北潟干拓地で育った牛の生乳のソフトクリームや、白山麓の食材を使った「白山もんぶらん」などが販売される。こちらは、投票は行わない。

 同協議会の石田憲二事務局長は「昨年は2日間で2万人弱が来場し、うち2~3割は県外からの方だった。来場された方の口コミで、金沢にこんなおいしいものがあると広まってくれればうれしい」と期待を込める。

 開催時間は10時~16時(カレーの販売は11時~)。入場無料。

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