石川・富山・福井の酒蔵が各蔵自信の日本酒を出品する「北陸三県の日本酒を楽しむ会」が10月1日、ホテル日航金沢(金沢市本町)で開催される。
日本酒造組合中央会北陸支部が主催する同会。従来は新酒が出回る春先に開催していたが、東日本大震災を受けて時期を変更、食材が豊富で日本酒がおいしくなる季節にその魅力をPRする。
当日は北陸3県の約80蔵が大吟醸酒や生酒を出品する予定で、各蔵が4種類ずつ持ち寄る。食事はこれまではバイキングとしていたが、昨年、予想を超える約370人が詰めかけ混雑を招いたことから、今年は秋の食材をふんだんに用いた特製弁当を用意する。併せて、日本酒セミナー(17時15分~18時15分)や北陸3県の秋の味覚が当たる抽選会も予定する。
今年の幹事を務める石川県酒造組合連合会の佐竹事務局長は「これまでの新酒と違い、大吟醸クラスのお酒も並ぶ。各蔵が自信を持って出品する日本酒を味わいに、ぜひ足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は18時30分~20時。会費は4,000円(特製弁当とちょこ付き)。定員は450人。申し込みは各県の酒造組合まで。9月12日まで、はがき・メール・ファクスで受け付ける。問い合わせは石川県酒造組合連合会(TEL 076-251-2115)まで。