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新たなまちづくり進める金沢問屋センター、「金沢商人塾」塾生募集

昨年の「金沢商人塾」の講座風景

昨年の「金沢商人塾」の講座風景

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 金沢問屋センター(金沢市問屋町、TEL 076-237-8585)は現在、7月23日に開講する「金沢商人(あきんど)塾」の塾生を募集している。

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 1963(昭和38)年設立の同センターは、「古典から経営の基礎を学び、人を磨き、経営力を磨く」ことを目的に、金沢市などの後援を得て2004年に同塾をスタート。塾生の対象は経営者や後継者、管理職、学生などで、これまで227人が卒業した。卒業生の年齢層は20~60代、業種は各種卸売業、小売業、製造業、建設業、サービス業から警察官まで幅広い。

 昨年の卒業生からは「現代社会で失われつつある中国古典の貴重なエッセンスを、あらためて学ぶきっかけとなった」などの声が寄せられ、異業種交流の場としても活用されている。同センターでは金沢美術工芸大学と協力しアートによるまちづくりを進めるなど、若者が交流し活躍するまちづくりを積極的に進めている。

 年6回開かれる講義では、講師による講演の後、講師と塾生による1時間程度のディスカッションを行う。3回目の10月は1泊2日の合宿研修となる。今期の講座(講師)は、「中国古典からみた人間学と経営学」(名古屋大原学園の杉山孝男学園長)、「人生お一人さま一回限り」(タビオの越智直正会長)、「人間力を鍛える-企業再生の鍵は人材にある」(社会教育研究所の張琴所長)などを予定する。

 富木昭光塾長は「経営の本質は、人間としていかにあるべきか。正しい商いの道は何かを学び、仕事を通してどのように社会貢献をできるか考える場となれば」と、受講を呼び掛ける。 

 受講料は、一般=3万円、学生=6,000円(合宿費を含む)。定員は30人程度。申し込み締め切りは6月30日。詳細は同センターのサイトで確認できる。

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