のとじま水族館に「ジンベエザメ」登場-能登観光の新たな目玉に

大きな水槽の中をゆったりと泳ぐジンベエザメ

大きな水槽の中をゆったりと泳ぐジンベエザメ

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 のとじま水族館(七尾市、TEL 0767-84-1271)にこのほど、日本海側で最大級となる「ジンベエザメ館 青の世界」がオープンした。世界最大の魚類とされるジンベエザメの雄大な泳ぎを見ようと、週末には県内外から訪れる観光客で水槽の前に人だかりができるほどの人気ぶりで、関係者は「能登の新たな観光誘客の柱になってほしい」と期待を寄せる。

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 ジンベエザメ館は、直径20メートル、深さ6メートル、水量1,600トンの八角形のパノラマ大水槽。通路がらせん状になっており、高低差を生かした8カ所の見学スポットから、魚たちの姿をさまざまな角度から眺めることができるのが特徴。

 展示の主役は、今年7月に七尾沖で捕獲されたジンベエザメで、体長約4.8メートル、推定体重約800キログラムのオス。ジンベエザメの国内での展示は4カ所目、日本海側では初めてとなる。このほか大水槽では、クロマグロ、エイなど16種類、約3,000匹の魚が泳ぐ。

 同館の入館者数は、1993年度の約56万人をピークに伸び悩み、昨年度は約39万人、今年度も前年度比約10%減と苦戦している。同館ではジンベエザメ人気に乗って、2011年度の集客目標を50万人に設定し、入館者増を目指す。

 ジンベエザメ館のオープンに伴い、入館料は9月1日から、一般=1,800円、中学生以下=500円に変更された。開館時間は9時~17時(12月1日~3月19日は9時~16時30分、入館は閉館時間の30分前まで)。

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