周辺案内地図の掲出などを展開する表示灯株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:徳毛孝裕、以下「当社」)は、北陸新幹線の停車駅である加賀温泉駅の前にオープンした全天候型広場施設内に、加賀市内の観光情報や地域事業者の情報等が放映される大型LEDビジョンの設置およびその運用に係る技術提供を行いました。

全天候型広場施設 内観
2024年3月に北陸新幹線の延伸に伴う停車駅となったことで、大きな変化を迎えている加賀温泉駅は、加賀温泉郷(片山津温泉・山代温泉・山中温泉)をはじめ、海や山など豊かな自然と歴史的な風情に恵まれた、国内外より多くの観光客が訪れるエリアの玄関口です。
同市では、駅周辺に市民や観光客が自然と集い、交流が生まれる「駅の顔」としての機能強化を図り、2024年12月、にぎわい交流施設「ゆのまち加賀」をオープン。そしてこの度、全天候型広場施設を整備しました。

左:観光イラストマップ(ゆのまち加賀)/ 右:全天候型広場施設 外観
これを受けて当社は、「ゆのまち加賀」に観光デジタルサイネージを設置するとともに、同広場施設(高さ14m、床面積1,600平方メートル [屋根付き歩行通路含む]、ガラス張りの屋根が特徴)に大型LEDビジョンを導入しました。
機能面では、「ゆのまち加賀」において、直感的に目的地を把握できる観光イラストマップや、利用者のスムーズな移動をサポートする新幹線等のリアルタイムな時刻表を表示しています。また、全天候型広場施設内の大型LEDビジョンは、イベント時の躍動感ある空間演出に加え、エリアメールと連動した災害時の緊急避難情報を表示するなど、地域の安全を守る防災インフラとしての役割も担います。
本事業の最大のポイントは、企画・施工段階から、デジタルサイネージを空間へ自然に統合する設計を重視したことです。情報過多による景観阻害や過剰な表示を抑え、駅や広場空間と調和しながら必要な情報を適切に届ける構成としました。あわせて、設備としての有用性を確保しつつ、地方都市では難しかった「維持管理コストゼロスキーム」を構築。当社の広告事業のノウハウと、加賀市の「観光訴求」を組み合わせることで、システムのランニングコストを広告収益で賄う自走型の仕組みを実現しました。
当社では今後も、観光・防災機能と広告媒体を兼ね備えた本事業を、持続可能な地方創生のスタンダードモデルとして、全国の自治体・地域への普及に努めてまいります。