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金沢駅近くに古民家改装の隠れ家的「高級焼き肉店」 能登牛と銘酒にこだわり

「銘酒と焼肉 京澤」の特別席

「銘酒と焼肉 京澤」の特別席

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 金沢駅から徒歩5分ほどの駅近エリアに6月16日、高級焼き肉店「焼きと銘酒 澤の」(金沢市本町、TEL 076-261-4688)がグランドオープンした。

【パノラマ】 店内の様子

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 駅近でありながら周辺の騒がしさを忘れるかのようにたたずむ同店は、片町で人気の「銘酒と焼肉 京澤」の姉妹店。金沢と能登の食材と酒にこだわることから「金沢=澤」と「能登=の」で「澤の」と名付けた。客単価は8,000円~1万円。

 おかみの佐々木佳余さんが「古くから受け継ぐ土地にパワーを入れ地域を活性化したい」との思いで、築80年を超える古民家を改装した同店。玄関口には元家主「山科さん」の表札を残すなど古民家の風情を守りながら、壁には黒しっくいを施すなどして高級感ある空間に仕上げた。2階建ての店舗面積は約100平方メートルで、1階に小上がりの個室テーブルなど24席と特別席のカウンター4席、2階に8人用の個室を設ける。特別席へは直通の専用入り口から入店できる心遣いも。

 メニューの看板は能登牛。中でも、脂肪分が少なく赤身の持つ甘みが特徴の「特上ヒレ」(100グラム=4,200円)、きめ細やかな脂で肉本来のうま味が特徴の「サーロイン」(同=3,800円)、一頭の牛から3キログラム程度しか取れない霜降り肉「ザブトン」(2,500円)など「極上肉」をラインアップ。岩手のプラチナポークや薩摩の黒豚、各種ホルモンも充実する。肉料理には佐々木さんこだわりの珠洲産の塩を添え、地物の海産物や野菜も積極的に取り入れる。

 コース料理は6,000円・8,000円・1万円を用意し、「能登牛コロッケ」(800円)、金箔(きんぱく)をあしらった「澤のサラダ」(700円)、「のど黒焼き」(1,800円)などの一品料理もそろえる。アルコールメニューの中でも佐々木さんが特に力を入れる「ハイディワイナリ―」(輪島市門前町)のワインはグランドオープンから提供を始める。価格は全て税別。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

後援申請20141009
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