異色のボールペンイラストレーター、金沢で個展「希望ヶ丘団地~SHOHEI展」

金沢のギャラリーSLANT.で開催されている「希望ヶ丘団地~SHOHEI展」

金沢のギャラリーSLANT.で開催されている「希望ヶ丘団地~SHOHEI展」

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 金沢21世紀美術館そばのギャラリーSLANT.(金沢市広坂1、TEL 076-225-7746)で現在、ボールペンを使って独特な世界を描くイラストレーターSHOHEIさんを紹介する「希望ヶ丘団地~SHOHEI展」が開催されている。

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 SHOHEIさんは1980(昭和55)年東京生まれで、多摩美術大学絵画学科を卒業後、イラストレーターとして活躍。主にボールペンを使い、芸者や不良など古典的でインパクトのある日本をテーマとしたインパクトのある作品を制作している。

 同展では原画11点とともに、SHOHEIさんが初めて絵付けに挑戦した石川県の伝統工芸である九谷焼の大皿も展示する。同ギャラリーを運営する日村征ニさんは「ボールペンの先から生み出されるSHOHEIさんの緻密(ちみつ)な作品には、日本の任侠(にんきょう)映画にも似た突き抜けた悪や過激さが内包されており、説明のつかない魅力がある」と説明する。

 会場の一角ではSHOHEIさんの制作過程を記録した映像を上映するほか、SHOHEIさんのイラストをもとにしたオリジナルTシャツ、限定ポスター、小冊子、缶バッジも販売。SHOHEIさんが個展を開くのは3年半ぶりで、北陸では初めてということから、県外から足を運ぶファンも多く、原画をもとにしたパネルは即日完売したという。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。入場無料。3月14日まで。

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