加賀野菜取扱店、第1弾123店が登録-加賀野菜ブランド力向上へ

加賀野菜が並ぶ近江町市場

加賀野菜が並ぶ近江町市場

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 金沢市農産物ブランド協会(金沢市下安原、TEL 076-208-3001)は、加賀野菜のブランド力を向上させるため「加賀野菜取扱店登録事業」を開始し、その第1弾として販売店と料理店123店が登録された。

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 販売店には「高品質な加賀野菜の積極的な販売」「適切な仕入れルートを持つこと」、料理店には「加賀野菜を使ったメニューを3品以上備える」または「複数の加賀野菜を使用したメニューを1品備える」などの条件を課し、同協会が登録店を募集したところ、予想以上の応募があったという。登録されたのは、青果店・スーパーマーケットなど販売店66店と、割烹(かっぽう)や居酒屋・ホテルなど料理店57店。

 料理店では老舗料亭「浅田屋」「松魚亭」「大友楼」「壽屋」のほか、居酒屋の「いたる」「笑宿」、洋食店「フュージョン21」「メープルハウス」、ホテルは「ANAクラウンプラザホテル金沢」「金沢白鳥路ホテル」など。販売店では近江町市場の「石川青果」「北形青果」、スーパーマーケットの「平和堂アルプラザ」「ジャスコ」「東京ストアー」「ユニー」などが登録店となった。

 登録期間は3年間。登録店に提供される特典は、店頭での登録証掲示、同協会のホームページでのPR、加賀野菜に関するポスターやパンフレットなど販促グッズの提供など。同協会は「加賀野菜は石川県が誇る伝統野菜のブランド。扱う販売店や料理店が多く増え、市民や観光客にPR、全国に発信したい」と期待を寄せる。今後は、一目で分かる登録店の看板の設置や、観光客向けの案内冊子作成、イメージキャラクター「ベジタン」の活用などを検討している。

 現在、第2弾登録を受け付けている。応募は1月21日まで。

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