金沢の町家ギャラリーで「冬のごほうび展」-作家もののアイテムそろえる

「冬のごほうび展」を開催中の「こうさく舎くりくほ」

「冬のごほうび展」を開催中の「こうさく舎くりくほ」

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金沢のギャラリー「こうさく舎くりくほ」(金沢市泉3、TEL 076-241-3890)で現在、「冬のごほうび展」が開催されている。

来年の干支(えと)である寅をモチーフにした小物

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 「こうさく舎くりくほ」は、築180年余りの自宅の一部を改装したギャラリーで、金沢出身で陶芸家の新村秀人さんと、東京出身でコサージュ作家のシンムラトモコさん夫妻が、それぞれの作品のほか、2人の感性で選んだ作家の作品を展示販売している。

 今回の企画展では、「自分にごほうび、あなたのごほうび」をキーワードに作家約15人の作品をセレクト。町家の風情が残るギャラリー内に、帽子やマフラー、アクセサリーやバックなどのギフト向けアイテムをはじめ、人が集まる席で話のタネになりそうな器、贈り物を包んだりメッセージを添えたりするのに使える手すき和紙など、多彩な品々を並べている。トモコさんは「どれも大量生産の品にはない手仕事の温かさや美しさが感じられるものばかりと」と話す。

 来年の干支(えと)である寅をモチーフにした小物も多数そろえる。トモコさんの「おすすめ」は地元の若手鬼瓦職人が制作した干支瓦(3,000円)。「鬼瓦はそもそも家の魔よけに使われるもの。部屋に縁起物として飾ってみては」(トモコさん)。

 営業時間は13時~20時。月曜・火曜定休。12月20日まで。作品の一部は企画展終了後も販売する。

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