9組の作り手が「遊び心いっぱい」のスリッパを提案-金沢で企画展

上から順に片瀬一郎さんの「feel」、のぐちようこさんの「pochi+slippers」、山崎宏さんの「ただ履きやすいスリッパ」

上から順に片瀬一郎さんの「feel」、のぐちようこさんの「pochi+slippers」、山崎宏さんの「ただ履きやすいスリッパ」

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 9組の作り手が「遊び心いっぱい」のスリッパを提案する企画展「くらしのスリッパ」が6月2日より、ギャラリーショップ&カフェ「コニーズアイ」(金沢市須崎町、TEL 076-239-1818)で始まった。

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 同展は、同店デザインディレクターの小西和博さんが、一般に販売されているスリッパのデザインは代わり映えがせず、どんなにおしゃれな家に行ってもスリッパでがっかりさせられることが多かったことから、「自分たちで作ってしまうしかない」と作り手たちに声をかけて実現した。開催は昨年に引き続き2回目となる。同展の参加デザイナーは、磯野梨影さん(プロダクトデザイナー)、片瀬一郎さん(建築家)、齋藤義幸さん(革製品デザイナー)、寺田尚樹さん(建築家デザイナー)、9brand(デザイナー)、のぐちようこさん(デザイナー)、マスミツケンタロウさん(造形作家)、moviti.com(プロダクトデザイナー)、山崎宏さん(プロダクトデザイナー)。

 会場には、1足で夏用と冬用を使い分けられるぺったんこのデザインで洗濯が可能な旅用の「タビっぱ」(4,410円)、並べて遊べる長方形の「Squappers」(2足1セット3,360円)、甲部分と底部分が取り外し可能で色の組み合わせを変えられる「pochi+slippers」(3,780円)、左右前後男女夏冬を問わない8の字ソールの「otto」(3,885円)、足の甲がほとんどむき出しになって空気感をたっぷり味わえる「feel」(11,760円)など、用途やアイデア、素材もさまざまなスリッパが並んでいる。

 同店入口には、各作り手のスリッパが並べられ、店内を歩き回れるようになっており、気軽に履き心地を試したり、履き比べたりすることができる。個数限定で販売も行う。

 営業時間は11時~19時。木曜・金曜定休。6月27日まで。

コニーズアイ

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