金沢で桜をテーマに「春のまち博」-庭園の限定公開や花見弁当販売も

「かなざわ桜マップ」の写真

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 金沢の中心街の各所で現在、「春のまち博」が開催されている。「桜」をテーマに、庭園の限定公開や散歩学開講のほか、イベント限定の有名店オリジナル和洋スイーツや料亭による花見弁当を販売している。

1日30個限定で提供されるメープルハウスの「桜エクレア」

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 同イベントは「まち全体が博覧会場」をコンセプトに、「かなざわ・まち博2009開催委員会」(金沢市南町2)が開催するもの。今年で10年目。市民が「まちに出る、まちで遊ぶ、まちに学ぶ」を通して、地域社会全体で取り組む参加型の「まちづくり運動」「ふるさと運動」。

 4月18日・19日には、普段は見ることのできない「辻家庭園」を限定公開し、当主の辻卓さんを講師に迎える。(両日とも10~11時30分、13~14時30分、定員20人、参加費1,500円、要予約)。同4日・5日には「桜の散歩学」として、「兼六園・親子お花見散歩」や「春の寺町・寺院群をめぐる」講座を開き、樹木医やボランティアガイドの案内の下、市民が参加し春の景色を楽しみながら歩いた。

 期間中、限定で菓子や料亭の弁当も販売。和菓子は「柴舟小出」の「うす墨さくら」(735円、1箱5個入りで1日50箱限定)のほか、「越山甘清堂」「落雁諸江屋」「お婦久軒」の4店が桜にちなんだオリジナルメニューを提供。洋菓子は人気店「ル・ミュゼ・ド・アッシュKANAZAWA」「ジロンボ洋菓子店」「堀田洋菓子店」のほか、「メープルハウス」の「桜エクレア」(210円、1日30個限定)が人気を集めている。白あんとカスタードクリーム、生クリームを合わせた特製のクリームが詰められ、トッピングされた桜の塩漬けが上品な甘さを引き出している。

 老舗料亭「つば甚」「大友楼」「浅田屋」「金城樓」「金茶寮」「銭屋」の若主人による研究グループ「芽出会」の協力で、各店が自慢の味を詰めた限定の「お花見弁当」は3日前までの予約が必要。(1個2,625円、2個5,250円)

 そのほか、市内の桜スポットを掲載した地図「かなざわ桜マップ」を金沢駅、めいてつエムザ、市役所、各ホテルなど約20カ所で配布。パソコンや携帯電話で閲覧できるサイト「金沢てくてくマップ」のコーナーには「桜の名所をめぐる」を新たに掲載する。

イベントや限定商品の問い合わせは同委員会(TEL 076-234-2000)まで。今月19日まで。

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