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金沢湯涌江戸村で和傘の展覧会 和傘修復体験も

展示した和傘を見上げる山田さん(写真右から2人目)たち

展示した和傘を見上げる山田さん(写真右から2人目)たち

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 展覧会「和傘の花」が現在、金沢湯涌江戸村(金沢市湯涌荒屋町、TEL 076-235-1267)で開催されている。

金沢湯涌江戸村で開催中の「和傘の花」

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 期間中、「和傘・水引 工房 明兎(みんと)」(長土塀3)を経営する職人の山田ひろみさんと田中富雄さんが製作を手がけた和傘を展示する。和紙を切り絵のようにデザインした柄が特徴で、新作を含む16点を江戸時代末期に建てられた「旧山川家」の吹き抜けの梁(はり)につり下げる。

 山田さんは「ステンドグラスのように透かした和傘の柄の見え方が、天窓から入る自然光が時間帯や天候で変化していくのも楽しみ方の一つ」と話す。

 今回展示した和傘のうち3点は、使われなくなって寄付された古い物や壊れた物を金沢湯涌江戸村の来場者が修復する「一針、一張り、一針プロジェクト」で製作した物。同プロジェクトでは、約260人が製作工程の「竹骨を糸でつなぐ一針」「和紙を張る一張り」「かがり糸をする一針」を体験した。5月18日は会場で同プロジェクトを行う(10時~17時、参加無料)。

 山田さんは「かつて金沢では嫁入り道具に和傘を持たせる風習があった。100軒以上あったといわれる和傘屋は現在数軒しかない。プロジェクト参加者からは、手間がかかる作業に驚きや興味を持つ声があった。洋傘やコンビニで買えるビニール傘が主流になっている現代に、和傘に触れたり実際にさして園内を歩いてもらったりすることで魅力や価値を伝えていきたい」と話す。

 金沢湯涌江戸村の開園時間は9時~17時30分(入園は17時まで)。入園料金は、一般=310円、65歳以上=210円、高校生以下無料。火曜休園。同展示は6月30日まで。

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