アート・デザインをテーマに医療の今後を考える「医美同源デザインアワード」の作品募集が12月18日から始まって1ヵ月が経った。
主催は一般社団法人 菊地誠22世紀医美支援事業団。「アートやデザインの視点を病院に取り入れることで、入院中の患者により豊かな過ごし方を提案できないか」とデザインアワードとシンポジウムを通して考えてもらうプロジェクトで、今年で9回目。
デザインアワードでは「入院生活を豊かにするデザイン」をテーマに、「プロダクト部門」「コミュニケーション部門」「空間部門」の3部門でデザインを募集する。例年100点を超える応募があり、デザイナーや医療関係者などが審査して優秀賞を選出する。
アワードの受賞作品発表と、審査員による討論「医美同源シンポジウム 病院のくらしをデザインする」は3月12日にITビジネスプラザ武蔵 6階 交流室Ⅰ(金沢市武蔵町14)で開催する。
審査員を務める医師の菊地勤さんは「今後ますます多様化していくことが予想される病院の暮らし方を皆さまと一緒に考え、医療の現場に生かしていけたら」と話す。
2月14日まで。