ハイアット セントリック 金沢の「FIVE-Grill & Lounge」(金沢市広岡1、TEL 076-256-1559)で11月23日、香箱ガニや加賀野菜などの地元食材を使ったフレンチコースを提供する「金沢産食材Irodoriディナー」が始まった。
地元食材をアピールし、地産地消につなげようと、金沢市の農業水産振興課が企画。旬の香箱ガニを丸ごと1杯使ったサラダをはじめ、タラ白子を金沢春菊、加賀れんこんと合わせたムニエルや、源助だいこん餅と合わせた甘エビとマダイのクネルなど、地元食材をふんだんに使ったディナーコース(9,350円)を提供。今年は、このディナーコースが楽しめる宿泊プランも用意する。
生産者や市の関係者を招いて11月22日、試食会が開かれた。村山卓金沢市長は「地元でも調理法が分かりにくい食材もあり、こんな食べ方があると知ってもらいたい。金沢の豊かな資源を、多くの市民や観光客に魅力を広く伝えていきたい」と話す。ハイアット セントリック 金沢の高橋慶総支配人は「前回の好評を受け、期間を2週間から1カ月間に延ばした。海外客も増えていて、フレンチでの地元食材の提供は喜ばれる。洋食としての食べ方を、地元の方にも味わってもらいたい」と呼びかける。
提供時間は17時30分~21時。要予約。12月21日まで。