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「金沢百万石まつり」をイメージした和菓子 「珠姫てまり」など期間限定で

「金沢百万石まつり」をイメージした上生菓子「珠姫てまり」(左)と「百万石の華」(右)

「金沢百万石まつり」をイメージした上生菓子「珠姫てまり」(左)と「百万石の華」(右)

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 「金沢百万石まつり」の開催を前に、金沢市内の和菓子店が、祭りのシンボルをイメージした上生菓子の販売を期間限定で始めた。

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 「金沢百万石まつり」をイメージした上生菓子は、石川県菓子工業組合金沢支部「菓友(かゆう)会」が、和菓子の魅力を広め、祭りを盛り上げようと、「珠姫てまり」「百万石の華」「提灯(ちょうちん)行列」「希望の灯(ともしび)」「加賀の誉(ほまれ)」の5種を考案。取り扱う商品や細部は参加店によって異なる。

 「御菓子司 つば屋」(金沢市松村、TEL 076‐268-2718)では、加賀藩主三代目前田利常公にお輿(こし)入れした珠姫をイメージした「珠姫てまり」と、ミス百万石をイメージした「百万石の華」を販売している。「珠姫てまり」は金箔(きんぱく)と手まり麩(ふ)を添えた上用まんじゅうで、珠姫が優雅に手まりで遊ぶ様を、「百万石の華」はミス百万石がまとう加賀友禅を鮮やかなだいだい色と梅の花で表現した。3代目店主の中田敬祐さんは「金沢市民が大好きな百万石まつりに、和菓子で花を添えたい。販売が始まったら、もうすぐ祭りだと思ってもらえれば」と話す。

 同会の沖直人会長は「味はもちろん見た目もかわいらしく、SNS映えするので時代にもマッチしている。広く親しまれる和菓子に育ってほしい」と話す。「御菓子司 つば屋」のほか、市内12店舗で「金沢百万石まつり」の前後の1週間程度のみ販売され、なくなり次第終了となる。

 「第71回金沢百万石まつり」は3年ぶりの開催。メインイベントの百万石行列は6月4日14時から、金沢駅東広場前で出発式が行われる。前田利家公役、正室お松の方役を、それぞれ俳優の竹中直人さん、栗山千明さんが演じる。関連行事は6月3日~5日。

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