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金沢・ひがし茶屋街のシェア町屋が拡張 初テナントにレトロシャツ扱う古着店

古着店「あんぶれら」と店主の松岡さん

古着店「あんぶれら」と店主の松岡さん

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 「金澤町家」をシェアスペースとして利用する「LOCOLOCOHIGASHI ANNEX」(金沢市東山1)1階に6月15日、古着店「あんぶれら」がオープンした。

【VRで読む】シェア型町家にオープンした古着店「あんぶれら」

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 2016(平成28)年に明治建築の町家をリノベーションしショップやアトリエなどが入居する「LOCOLOCOHIGASHI OMOYA」が、隣接する町家を改築し今年4月に拡張した「LOCOLOCOHIGASHI ANNEX」の初テナントとなる。

 取り扱うのは海外の古着を中心にセレクトした洋服で、100点以上を並べる。商品の半分を占めるのは「レトロシャツ」と呼ばれる柄シャツで、店主の松岡貴樹さんは「出店に当たり、準備段階から始めていたインスタグラムなどでレトロシャツを扱う店を待ち望んでいた声が多く寄せられた。人とかぶらないデザインや柄が魅力で、時代を問わず求められている服」と話す。

 店舗の隣には拡張により新しくできた中庭があり、店内だけでなく日光の下に出て服の色味などを確かめられる。松岡さんは「ひがし茶屋街や金澤町家の雰囲気の中でショッピングを楽しめるのが売り。ゆったりと営業しているのでハードルが高いと感じず、気軽にのぞきに来てほしい。隣接するLOCOLOCOHIGASHI OMOYAも含めほかにもショップがあるので、相互効果で足を運びやすいと感じてもらえればうれしい」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~18時。水曜定休。「LOCOLOCOHIGASHI ANNEX」では8月に2階204号室のイベントスペースでつまみ細工の展示販売とワークショップを行う予定。205号室は入居者を募集している。

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