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金沢・東山にこけし絵付け体験の店「金澤こまち」 加賀友禅の生地活用

「金澤こまち」店長の新納菜弥さん

「金澤こまち」店長の新納菜弥さん

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 加賀友禅をまとったこけしの絵付け体験などができる店「金澤こまち」(金沢市東山1、TEL 090-8092-2373)が金沢・東山のシェア型町家「LOCOLOCO HIGASHI」内にオープンして1カ月がたった。

【VRで読む】東山にオープンした「金澤こまち」

 店長の新納菜弥さんは、友禅作家の新納知英さんを父に持つ。加賀友禅は石川県の伝統工芸として知られているが、一般的には実際に手に取る機会は少ない。そこで、本物の加賀友禅の生地に触れてその魅力を知ってもらいたいと同店を開業することを決意。銀行に勤めていたが、今夏退社し、起業することにしたという。

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 店舗はシェア型町家の一室で、広さは約16平方メートル。白を基調に和と北欧のテイストをミックスさせたかわいらしい雰囲気で、内装はDIYで手掛けたという。

 こけしの絵付け体験は、加賀友禅の生地をまとった「友禅こけし」(1,500円)と一般の生地をまとった「カジュアルこけし」(1,000円)の2種類を用意。好きなこけしを選んで、顔の部分に油性ペンや筆ペン、色鉛筆などで絵付けする。友禅生地は知英さんによる手描き加賀友禅で、見本用として使っていたものを活用しているという。店内の一角には撮影スペースも備え、チェキを使った写真撮影(追加300円)もできる。そのほか、加賀友禅の生地を使ったピアスや髪飾りなどの小物も販売する。

 ターゲットは若い女性を中心とした観光客だが、子ども連れや外国人にも好評で、加賀友禅の手触りの良さや色合いの美しさに感激する人もいるという。菜弥さんは「ほかにはない体験ができると思う。観光客の方はもちろん地元の方にも楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時。水曜定休。