焼き菓子やマフィン、ケーキなどを販売する「お菓子と珈琲のお店 スーヴニール」(白山市鶴来今町、TEL 076-209-0637)が、白山比咩(しらやまひめ)神社からほど近くの旧鶴来街道沿いにオープンして、間もなく3カ月を迎える。
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オーナーの堀内彩さんは、広告代理店の営業をしていたときに、客と温かく触れ合えるような店を作りたいと開業を決意。かつて洋菓子店でパティシエとして働いていた経験と、営業時代の人脈を生かしながら、今年9月に洋菓子店としてスタート。場所は白山比咩(しらやまひめ)神社の門前町として栄え、白山市のまちなみ重点地区にも指定されている地域で、古民家をリノベーション。開放感がありながらも味わい深い趣が残るような店構えにした。10席ある店内ではイートインも可能で、お菓子教室も開くなど、客との関わりを大切にした店にしていきたいという。
店内にはケーキのほか、朝焼きのマフィン(350円~)やスコーン(150円~)をはじめ、日持ちのする焼き菓子も並び、「スーヴニール(手土産)」という店名のように、ちょっとした手土産にできたり、日常的に楽しめたりするような素朴なお菓子を多く販売する。クリスマスケーキは直前まで受け付けており、インスタグラムからの予約も可能。
堀内さんは「お客さんに喜んでいただけるよう、マフィンや焼菓子などもバリエーションを増やしている。日常の中で、ふと甘いものがほしいなと思ったときに、気軽に楽しんでもらえるようなお菓子を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時~17時(売り切れ次第終了)。イートインは年末の繁忙期は対応できないこともある。