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近江町市場内に手織りずしとみそ汁の店 旬の食材使い、ヘルシー志向に訴求

「みのやキッチン」で提供する手織りずし

「みのやキッチン」で提供する手織りずし

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 手織りずしとみそ汁の専門店「みのやキッチン」(金沢市下松原町、TEL 076-208-4739)が近江町市場内にオープンして1カ月がたった。

【VRで読む】 近江町市場内にオープンした「みのやキッチン」

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 「1日の健康と幸せを届ける」をコンセプトに、管理栄養士が監修したみそ汁と手織りずしを専門に提供する。具材とすし飯をのりで折り畳んで食べる手織りずしは、市場内から旬の食材を仕入れカラフルに仕上げる。みそ汁は1杯で多くの栄養素が取れる具だくさんの「おかずみそ汁」がコンセプト。

 運営するのは県内でおでん店、焼き鳥店、居酒屋などを手掛ける「かち組カンパニー」(白山市)。席数はテーブル60席。客単価は2,000円程度。オーナーの本田清成さんは「近江町市場の旬の食材を丸ごと手織りずしとみそ汁に込めた」と話す。ヘルシー志向の地元客や観光客をターゲットに据える。

 セットの「手織り寿司(ずし)」(2,500円)のほか、単品は「梅ときゅうり」(180円)、「たこマヨネーズ」(220円)、「のど黒炙(あぶ)り」(500円)、「能登牛炙り」(600円)などを用意。テークアウトは店内食の1.5~1.8倍の分量で提供する。みそ汁は「お肉や野菜がゴロゴロ豚汁」「金時草と甘えびのふかし汁」(以上680円)、「木の子たっぷり汁」(650円)など。

 ドリンクも「金沢棒茶」(280円)、「金沢湯涌サイダー柚子(ゆず)乙女」「奥能登地サイダー しおサイダー」「金沢砂丘サイダー すいか姫」(以上300円)などご当地色を打ち出す。自身がみそ汁好きという本田さんは「発酵食ブームで、体に優しく栄養価の高いみそ汁に注目した。働く女性にも気軽に利用してもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~18時30分。水曜定休。

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