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地元飲食店を応援 小松市で前売りチケット販売サービス「イートコマツ」始まる

「Eat KOMATSU」のサイトトップページ

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 新型コロナウイルスの影響により客足が遠のく飲食店を支援しようと、4月20日、小松市で前売りチケットサービス「Eat KOMATSU(イートコマツ)」が始まった。

地元のひいきの店を応援

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 チケットは3,000円から3万円まで5種類あり、飲食店ごとに異なる。購入者はEat KOMATSUのウェブサイトから、応援したい店と前売りチケットを選び入金。決済後、登録メールアドレスにシリアルナンバーが入った前売りチケットが発行される仕組みで、来店時に会計からチケット金額が差し引かれ、店からはドリンク無料などチケット金額10%程度のお礼のサービスが提供される。

 首都圏を中心に類似のサービスはあるが、あえて「地元」にこだわり、登録されているのは小松市内の飲食店のみ。「小料理げん」「ミュー・レ・ミュー」「エムラインマーケット」などのレストランのほか、ショットバーや洋菓子店など、現在19店舗が登録している。運営するEATLAB(小松市園町)の瀬尾裕樹子さんは「チェーン店に席巻されがちな地方都市が少なくない中、小松は個人経営の飲食店が多く、なじみの店を懇意に使う地域性がある。新型コロナウイルスの影響で飲食店が苦境に立たされる中、自分たちのなじみの店がなくなってしまわないよう、地元だから応援できることがあるのではないかと考えた。この危機を地域として乗り越えるという雰囲気をつくっていければ」と話す。金沢など小松市外に居住する人からのチケット購入や、1万円単位のまとまった金額での購入も目立つという。

 新型コロナウイルスの終息まで、参加飲食店は振込手数料250円のみ負担とし、システム利用料の5%は、応援の意味を込めて購入者の負担とする。チケットは店内での飲食のほか、現在一部の店舗で実施しているテークアウトにも使うことができる。利用期限は決済から半年間で、お釣りは出ない。引き続き店舗登録も受け付けている。

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