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金沢の老舗みそ店にジェラートショップ 「味噌キャラメル」「醤油チョコレート」も

老舗みそ店の長女として、ジェラートの新たな可能性に挑戦する中島さん

老舗みそ店の長女として、ジェラートの新たな可能性に挑戦する中島さん

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 金沢のみそ店「中六商店」(金沢市尾張町2、TEL 076-221-0154)内に4月1日、ジェラート店「Gelateria mikette(ジェラテリア ミケット)」がオープンした。

【VRで読む】近江町いちば館近くの「中六商店」内に「ジェラテリア ミケット」がオープン

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 同店の中島未貴さんは、1813年創業の「中六商店」7代目店主・中島章蔵さんの長女で、パティシエを目指し製菓専門学校を卒業後、フランスやベルギーで修業を積んだ。帰国後、県内の洋菓子店「サンニコラ」(野々市市)で働いた際、ジェラートを担当したことをきっかけに、実家のみそやしょうゆとジェラートを組み合わせて新たなアプローチで挑戦したいと決意したという。

 提供するジェラートは店内で手作りし、約10種類をラインアップ。中島さんお薦めの「味噌キャラメル」は同店特製の「金沢みそ」を使って炊き上げたキャラメルとクルミを混ぜ、「あまじょっぱさが万人受けする」という。

 そのほか、焦がした「中六醤油」をアクセントに加える「醤油チョコレート」、白みそとクリームチーズを合わせた「白味噌&チーズ」など同店らしいフレーバーや、「上林金沢茶舗」(下新町)の茶葉を使う「抹茶」、旬のフルーツを使ったものや季節限定の「桜&フランボワーズ」(以上、シングル=400円、ダブル=500円、トリプル=550円)などが並ぶ。

 中島さんは「近江町いちば館にも近く、観光客が多い立地ではあるが、地元の方にもわざわざ足を運んでもらえるような店を目指したい。ジェラートをきっかけに、190年近く引き継ぐみそやしょうゆなどの発酵調味料にも目を向けていただければ」と話す。

 営業時間は10時~18時。

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