「ファーストホテル金沢」(金沢市広坂、TEL 076-256-0001)が金沢の中心部に3月10日、オープンした。
【VRで読む】金沢市役所近くに開業した「ファーストホテル金沢」
金沢21世紀美術館に隣接し兼六園までも徒歩3分と主要観光地区に立地する同ホテル。県内外での賃貸マンション事業や飲食事業などを手掛ける「ファーストモータース」(金沢市入江)が運営する。
1階に併設する宿泊客以外も利用できるカフェ&食事処「和カフェとお食事 さくら」は、3月17日にオープン。宿泊客向けの朝食は地物食材を取り入れた3段弁当「金澤を味わう朝食 彩鮮やかなお弁当」(1,800円)に、加賀れんこんのはす蒸し、金時草のおひたし、能登もずく酢、鴨と生麩(なまふ)の治部煮など郷土料理を盛り込む。
朝食後は宿泊客以外の利用も可能。ランチタイムには「のどぐろ刺身定食」(2,280円)、「能登牛ステーキ丼」(2,480円)など。カフェタイムには「加賀棒茶のパンケーキ」(780円)、「湯涌ゆずネードソーダ」(450円)のほか、「加賀棒茶スタウト」、山椒を隠し味にしたホワイトエール「きまビール」などのクラフトビールも。ディナータイムには地酒などと共に「白海老のからあげ」「金沢おでん盛合せ」(以上880円、価格は税別)などの料理を提供する。
6階建ての館内には、客室37室を設ける。「金沢の歴史・文化・アートの中心地でワンランク上の心地よい滞在を」をコンセプトに、しいのき迎賓館や金沢21世紀美術館などの景色を楽しめるよう、客室には大きな窓を設けるほかテラス付きの客室にも力を入れる。
同社長の干場篤さんは「金沢の中心部で観光地や繁華街にも近く、宿泊客の街歩きに便利な立地を生かしたい。カフェは宿泊者以外の方にもくつろぎの場として使ってもらえれば」と話す。
チェックインは15時から、チェックアウトは11時まで。宿泊料金は1人利用時で8,000円~。