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竪町商店街に「チャノキカナザワ」 加賀棒茶や台湾茶をシェークにして提供

加賀棒茶と台湾茶の魅力を伝える「チャノキカナザワ」の皆さん

加賀棒茶と台湾茶の魅力を伝える「チャノキカナザワ」の皆さん

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 カフェ「チャノキカナザワ」(金沢市竪町、TEL 076-255-6564)が竪町商店街にオープンして1カ月がたった。

【VRで読む】竪町商店街にカフェ「チャノキカナザワ」がオープン

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 木目を基調とした落ち着いた雰囲気の店内には、イートイン用のテーブル席とベンチ全20席を用意し、奥に進むにつれて明るくポップな内装に変わる。

 提供するのは加賀棒茶と台湾茶をベースに、1杯ずつハンドシェークするドリンクメニュー。価格帯は380円~600円で、タピオカなどのトッピングやカスタムにも対応する。店のお薦めは蜜香紅(みっこうこう)ウーロン茶をベースにミルクを加えてシェークした「黒糖タピオカバブルミルクティー」、ミルクベースの「黒糖タピオカ抹茶ラテ」(以上、M=520円、L=600円)、加賀棒茶ベースの「加賀棒茶フルーツティー」(M=450円、L=530円)で、全19種類をラインアップする。

 パティシエが店内で手作りするドーナツも人気。「七山レモンクリーム」や「ハイビスカス&ローズ」など、華やかなデコレーションを施す16種類を展開する。「加賀棒茶」「五郎島金時ポテト」(以上180円)、「チャノキ金箔(きんぱく)」(250円)と、地元食材を使ったものもある。「今後はモーニングやランチメニューなども提供していきたい」と店長の寅ヶ口一美さん。

 市内のアーティスト・山下健吾さんが壁に描いた虎と竜の絵がインパクトを呼び、若い女性客が「映えスポット」として写真を撮影していくことも多いという。

 また、台湾や金沢の風景のほか、アーティストの作品をポストカードにして展示。ポストカードの宛名側にはアーティスト名やメッセージ、SNSのQRコードなども印字し、「アーティストと興味を持った方とをつなげる活動もしていきたい」という。

 寅ヶ口さんは「若い女性客も多いが、近所の年配の方も来店し、ほっこりされているのを見るとうれしい。国を超えて台湾と金沢の文化や魅力を伝えながら、人と人とをお茶でつなげられる店にしていきたい。メニューやインテリアなど、今後さらにパワーアップしていく予定なので、進化し続けていく様子も楽しみにしていただければ」と話す。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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