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金沢・せせらぎ通りに海南鶏飯店 元漁師の店主、シンガポール料理に「将来性」

「雷風海南鶏飯」の外観

「雷風海南鶏飯」の外観

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 シンガポール料理を提供する「雷風海南鶏飯(ライフーハイナンチキンライス)」(金沢市香林坊2、TEL 076-222-0380)が12月12日、せせらぎ通り商店街にオープンした。

【VRで読む】せせらぎ通り商店街にオープンした「雷風海南鶏飯」

 同店の看板メニューとなる「海南鶏飯」はシンガポールのソウルフードとも呼ばれ、鶏油で炒めた米を鶏1羽ゆでて取ったダシで炊く。炊きあがった米にゆでた鶏肉をのせ、タレをつけて食べる。店主の瀬戸圭祐さんは「鶏丸ごとのうま味を全部使う海南鶏飯はヘルシーで、合理的。将来性がある食べ物」と感じ、シンガポールや国内の有名店を食べ歩きながら、自身でも作り続けていたという。

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 元漁師の経歴を持つ瀬戸さんは、水揚げで立ち寄ることが多く、出身地の鎌倉に雰囲気が似た金沢で店を構えようと決意。同商店街で車庫と書道教室として使われていた約25平方メートルの古民家をリノベーションし、テーブル5卓10席とテラス席を設けた。

 「海南鶏飯セット」(980円)は海南鶏飯に辛味のある「チリソース」、ネギとショウガの「ジンジャーソース」、甘味やコクを感じる「中国醤油ダレ」の3種類のタレをつけ、スープとフレッシュバナナジュース(ディナー時はマンゴープリン)も合わせる。台湾風の「牛肉麺」(700円)や、賄い飯として出していたものが人気を呼んだ「海南牛肉飯」(700円)も。日本酒も豊富もそろえ、升に入れたコップにあふれるほど注いだ「手取川」(390円~)などリーズナブルに提供する。

 瀬戸さんは「海南鶏飯は刺し身定食のような感覚で、肉に好みのタレをつけてご飯と食べて。気取った店ではなく、定食屋や食堂に行くつもりでお子さんや年配の方、作業着を着た仕事中の方でもフラッと入れる店を目指したい。オフィス街も近いので、年明けにはテークアウトにも力を入れていけたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~20時。月曜定休。