北陸からAIコミュニティー創出を目指す「ZENKEI AI フォーラム 第8回」が12月24日、「ITビジネスプラザ武蔵」(金沢市武蔵町)の4階オープンサロン「CRIT」で開催される。
【VRで読む】前回(ZENKEI AI フォーラム 第7回)開催時の様子
今回は趣向を変えて、前半を「ハンズオン」とし、参加者に画像分類や文書生成など、AIをその場で体験してもらう。後半には「クリスマスパーティー」企画する。全景ラボラトリー責任者の市來健吾さんは「なかなかご自身で手を動かせない方もいると思うので、AIに詳しい人たちに直接聞ける場を活用していただければ」と話す。
11月27日に開催した前回フォーラムでは、シーピーユーの「AIラボ分科会」の取り組みとして、金聖弼さんが同フォーラムをきっかけに朝の勉強会をスタートさせたことを説明。その成果として、小笠原太郎さんから「Kaggle体験記」、野江匠さんから「音声認識による音声対話」、中野裕さん・安田浩人さんから「骨格検知によるアバター操作」についてそれぞれ発表された。
7月に開催した「ZENKEI AI フォーラム第3回」にも登壇した大島圭佑さんは「TOEIC500点の僕が1日10本以上『英語論文』を読めるようになるまで」と題し、発表。AI研究は日進月歩で、日本語で情報収集していると世界に遅れを取ってしまうことから、英語論文を1カ月で100本以上の読んだ経験があるという。そこから得られた英語論文を読むノウハウと、最新のAI技術から大島さんが面白いと感じたものをピックアップして紹介した。
「ゼロからはじめるAI 第5回」で取り扱ったテーマは「自然言語処理」。日本の文豪モデルを作って文章作成した経緯を紹介。とある単語を入力すると、次に続く文章を自動生成するもので、参加者からはポエム作成への期待の声も挙がっていた。
「ゼロからはじめるAI」コーナーを担当している古川郁衣さんは「異業種交流の場でもあるので、IT系の方やそうでない方、初めての方にも気軽に参加してほしい。疑問や要望にもできる限り対応したい」と話す。
開催時間は18時30分~21時。前半はハンズオン、後半はクリスマスパーティー(参加費1,000円)の2部構成。参加は申し込みフォームから受け付ける。