「源太郎川さんぽ~音風景研究家・土田義郎さんと歩く~」が7月7日、金沢の東山エリアで開催される。主催は金沢クリエイティブツーリズム推進機構。
昨年行われた川沿いさんぽの第2弾。小立野台地から山裾を流れ、街中を巡った後に浅野川へと注がれる、長さ約2キロの「源太郎川」沿いを遡上(そじょう)する。金沢の生活と密接に関わる用水を知るためのきっかけを提供しようと企画された。
同イベントでガイドを務めるのは、金沢工業大学建築学部建築学科教授で音風景研究家の土田義郎さん。2016(平成28)年に出演した「マツコの知らない世界」では1万種類以上の風鈴の音を聞き分けられると紹介され、目には見えない音をテーマに研究していることから、用水や川から聞こえる音から生活や歴史などを想像できる楽しみが今回の目玉の一つ。
主催団体スタッフの奥祐司さんは「名前の由来などが不明なことが多い源太郎川に、音や風景などの角度から歴史に向き合ってもらいたい。皆さんそれぞれの心地よさをツアーで見つけていただければ」と話す。
開催時間は16時~18時30分。参加費は2,500円。定員は12人。集合場所はHACHi金沢前(金沢市橋場町3)。参加申し込みはフェイスブックのイベントページで受け付ける。