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金沢の花見スポット・卯辰山で春をテーマに企画展 作家10人、200作品が咲く

オーナーの東田由美さん(左)、画家の松岡理恵さん(中)、ガラス作家の奥村朝美さん(右)

オーナーの東田由美さん(左)、画家の松岡理恵さん(中)、ガラス作家の奥村朝美さん(右)

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 「山ノ上ギャラリー」(金沢市山の上町、TEL 076-251-7411)で現在、企画展「山ノ上デ、春ヲ楽シム。」が開催されている。

【VRで読む】「山ノ上ギャラリー」で開催中の「山ノ上デ、春ヲ楽シム。」展

 2011年にオープンした同ギャラリーは、市内の花見スポットとして人気のある卯辰山の中腹にあり、目の前には桜が咲く。出展したのは陶芸作家の田中陽子さん、白井渚さん、平井悠一さん、酒尾孝基さん、金工作家の奥澤華さん、染作家の新城すみれさん、羊毛フェルト作家の松村明子さんなど10人。

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 ギャラリー前の桜をバックにしたスペースに展示するガラス作家の奥村朝美さんは、ガラス工芸「パート・ド・ヴェール」の技法を使い、海洋生物をモチーフにした楽しい雰囲気のものや、桜に合わせた色合いの作品を持ち込んだ。ギャラリーに縁が深く、毎年春に開催される同展に出品していたという、画家の故・小野木裕さんが晩年描いた作品も展示する。

 ギャラリーは坂に建っていることもあり、上下に展示スペースが分かれている。上のスペースでは光を多く取り入れた空間で、作品と外の景色との一体感を楽しめる。下のスペースではスポットライトの明かりなどで幻想的な雰囲気の中、作品を展示。同展のために集まった全200点を並べる。

 同展のために製作した「顔ハメパネル」などを出品する画家でラジオパーソナリティーの松岡理恵さんは「自身のキャラクター・もも太やきのこぼうやのほか、相撲大会も行われる卯辰山や周辺でタヌキがよく出ることなどを取り入れてイラストを描いた。春を感じる顔ハメパネルは、お子さま連れやペットとでも大歓迎。ぜひ気軽に楽しんで、SNSなどにアップしてほしい」と呼び掛ける。

 同ギャラリーオーナーの東田由美さんは「春はいろいろなものが動き出す季節。毎年この時期に、日頃のつながりや地元の方と一体となって同展を開催できている。卯辰山工芸工房に在籍する若い作家さんから、小野木先生のようにベテランの作品まで、上下異なる空間で楽しく展示をしている。お花見ついでに、気軽に足を運んでいただければ」と話す。

 営業時間は11時~17時。月曜定休。今月14日まで。13日・14日の14時~17時には、松岡さんによる「似顔絵屋さん」(1枚=1,000円)も開催予定。

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