完全予約制の赤身肉専門店「肉山 金沢」(金沢市池田町、TEL 080-1951-4591)が2月26日、オープンした。
【VRで読む】タテマチストリートから小道に入った「肉山 金沢」
14年間、クラフトビールなどを提供する「池田町バルバール」として親しまれた地元の人気店が業態変更。オーナーの宮川元氣さんと東京・吉祥寺に本店を置き全国展開する「肉山」のオーナーとの縁から開店にこぎ着けた。1県1店舗制を取る出店計画とあり、14店舗となる金沢店の運営を任された池端晋一店長は「金沢でやるなら自分がやってみたいと迷いはなかった」と話す。
熊本産赤牛の赤身肉をじっくりと炭火で焼き上げ肉のうま味を引き出すため、徹底した肉の掃除や焼き方にこだわる。メニューは焼き上げまでの80分を計算したコース料理(税別5,000円)のみ。ベストな状態で提供するため、来店客には同時刻のスタートで予約を受け付ける。
和牛赤身肉や豚肉やソーセージなど6~7種類の肉をメインに、野菜焼きを挟みながら、締めには特製のだしで仕上げる特製の「肉山カレー」か「玉子かけご飯」を選ぶ。バル時代の内装を残しながら肉をじっくり焼く「炙(あぶ)り場」を設け、カウンター越しのライブ感を演出する。テーブル10席とカウンター8席を設け、ターゲットは30~40代、客単価は7,000~7,500円程度。
店内には「肉山」特製のオリジナル赤ワインやチリマスタードを置き、「オペレーションが落ち着いたら、肉のバリエーションを増やし金沢店オリジナルのハイボールなども提供したい」と池端さん。「カウンター席で肉を炙るライブ感をゆっくりと楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、平日=19時10分~、土曜・日曜・祝日=18時~。月曜定休(祝日の場合は翌日)。予約は電話かフェイスブックページで受け付ける。テーブル席の予約は4人以上。