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金沢に現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」 キャッシュレス決済導入

「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の外観

「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の外観

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 現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」(金沢市片町)が12月13日、金沢市中心部にオープンした。個性派の8店が出店。

【VRで読む】片町2丁目交差点近くの「とおりゃんせKANAZAWA FOODLABO」

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 街のにぎわい創出を目的に「文化都市金沢構想」が運営する。コンセプトは「実験」。店を持ちたい人が大きなリスクを負わず、こだわりの料理を提供する実験的な場とする。空き物件となっていた一角を活用した2階建ての無機質でスタイリッシュな建物は、ガラス張りで女性でも安心して入店できる雰囲気。

 全店がカウンター9席と水回りなどの設備が整う同規格の下、キャッシュレスシステムを導入。店舗の選定にあたっては、金沢らしさを取り入れながら既成概念にとらわれないメニューの考案を条件に県内外から広く募集した。各店とも入居は最長で2年まで、テナント料は月額で1階=4万円、2階=2万円(共益費は1万円)。

 入居するのは、手作りにこだわるイタリアン「magazzino38 fatto a mano」、和と洋の融合がテーマのフレンチ「和ビストロ 久遠」、アナゴやサバなどのスモーク料理とラム酒の相性を提案する「燻(いぶ)し屋 らむ」、車エビや地物のガス海老・白海老を使う「海老専門店 九代目 海老翔」など。

 夫婦で経営する「magazzino38」の中村さんは、イタリアンやホテルの料理人として経験を積んだ後、今年ケータリング専門店を開業した。地元のテレビ番組で同企画を知り即座に応募したという。「家賃が割安な上、設備の初期投資も控えられることが大きな魅力。他店と近所付き合いのような楽しさもあり、営業時間や定休日も店により異なるので人の出入りが増えていい」と話す。

 各店の営業時間は同施設のサイトで確認できる。

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