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金沢・片町に女性一人でも入れる「現代版屋台村」 年内開業に向け出店者募集

「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の記者発表会の様子

「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の記者発表会の様子

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 金沢市片町に開業予定の現代版屋台村「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の説明会が9月20日、金沢青年会議所(金沢市長町)で行われ、出店者の募集が始まった。

「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」のイメージ

 金沢では観光客が増え続ける一方、地元客が郊外へ流れる傾向にある現状を受け、同所が地元の人を街なかに呼び戻そうと企画した。文化都市金沢構想(片町2)が運営し、年内の開業を目指す。建設を進めるのは片町スクラブル交差点そばの小橋菅原神社駐車場跡地。敷地面積約113坪に木造2階建て、11軒が入居する。事業費約1億円のうち総工費は約6,000万円、クラウドファンディングで700万円の資金調達を目指す。

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 同地は近隣の住民が「とおりゃんせ通り」と呼び慣れ親しんでいたことから、「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」とネーミング。赤ちょうちんにビール箱といった昭和風の屋台ではなく、女性が一人でも気軽に入れるような現代版横丁をイメージする。「食をより楽しむためのラボラトリー」として、県内外からこだわりと熱意を持つ料理人の挑戦を応援し金沢の食文化を発信する。

 一店舗当たりの面積は約15平方メートル、1人でもオペレーションが可能なカウンター形式とする。家賃は1階=4万円・2階=2万円、共益費1万円(共に月額)、ロイヤルティーは総売り上げの9%。テナント料を相場より割安とすることで、将来的に自分の店を持ちたい料理人らにチャレンジの場を用意する。

 地元産食材を使ったメニュー開発を条件に、料理のジャンルにとらわれず「包む」「香る」など自由な発想によるコンセプト店を歓迎し、キャッシュレスシステムの導入で出店者の負担を軽減する。地元の工芸作家らともコラボし、食と共に金沢の文化を広く発信する狙いも。同社社長の中川憲太郎さんは「料理人が集まり、食を通して金沢の魅力を発信できれば」と期待を寄せる。

 出店への応募は公式ホームページから(10月8日まで)。1次(書類選考)と2次(面接)を経て10月28日までに決定する。問い合わせは同社事務局(TEL 076-224-4088)まで。