金沢にゆかりのあるメンバーで構成されたスペシャルユニットによるライブイベント「音楽と人」が12月29日に野々市、30日に金沢で行われる。
主催するのは、金沢にゆかりのあるアーティストやクリエーターによる地元活性化プロジェクト「come home Kanazawa PROJECT」。「高校卒業後、東京の大学に進学して地元の良さを感じるようになり、『もっと金沢に帰りたい』『金沢の魅力を多くの人に伝えたい』と思った」という川崎愛さんが中心となって、この秋に発足した。
地元出身者が帰ってきたときにつながることができる場所作りと県内外からの来訪者を増やすためにさまざまなイベントを行い、「将来的には石川県全体を盛り上げていきたい」という目標を掲げる。
イベントの第1弾として、クラリネット奏者の川崎さんとシンガー・ソングライターの角野公次朗さん、ホルン奏者の堀口はるなさんによるライブイベントを開く。会場は、29日はカフェレストラン「Botanical Deck」(野々市市粟田6)、30日はラーメン店「麺屋 吉宗」(鞍月3)。食事をしながらのアットホームなスタイルで、オリジナル曲に加えてカバー曲も演奏する予定。終了後、参加者との交流会も行うという。
川崎さんは「県外へ進学したり就職したりすると故郷と疎遠になってしまうこともあるが、このプロジェクトを通して『金沢と人』をつないでいけたらと思っている」と笑顔を見せる。ライブには「地元が大好きで地域を活性化させたいと思っている方に来てもらいたい」と話す。
29日の開催時間は19時~20時、入場料は2,000円(1ドリンク込み)。30日の開催時間は20時~21時、入場料は2,000円(1ラーメン&フリードリンク込み)。チケットは同プロジェクトの公式サイトで販売中。