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「『工芸×建築』の可能性を探る工芸建築展」 金沢21美で本格開催

「工芸建築展」会場の様子

「工芸建築展」会場の様子

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 「『工芸×建築』の可能性を探る工芸建築展」が現在、金沢21世紀美術館(金沢市広坂1)の市民ギャラリーAで開催されている。

【VRで読む】金沢21世紀美術館市民ギャラリーAで開催中の「工芸建築展」

 「工芸建築」は、金沢の新しいまちづくりの方向性を模索するための有志が集まった「金沢まち・ひと会議」の議論の中から提起されたコンセプト。建築ストックの価値を高めてまちづくりに生かす「工芸的リノベーション」のアイデアと、建築スケールでの工芸の新たな展開という構想から、工芸と建築を融合した概念が着想されたという。

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 「建築を、ひとつの工芸として考える」をテーマに、工芸作家や建築家などの多彩なプレイヤー14組が14作品を展示する。昨年の開催に引き続き、2度目の開催となる同展では、空間の中に入ったり、工芸品をVR仮想空間で鑑賞したりする体験型の作品をより多く展示する。

 記念シンポジウムとして「工芸から見た建築、建築から見た工芸」が5日、ハルモニー金沢(竪町40)で開かれる。同展への出品作家のほか、東京芸術大学大学美術館館長の秋元雄史さん、東京都江戸東京博物館研究員の米山勇さん、アートプロデューサーの林口砂里さんが出演する。

 事務局を務めるノエチカ ディレクターの高山健太郎さんは「同展は大型国際事業となる東アジア文化都市2018金沢『×(かける)プロジェクト』の一つとして開催。記念シンポジウムでは、展示をすでにご覧いただいた方にも、工芸建築をより深く知ってもらう機会になれば」と話す。

 開催時間は10時~18時(最終日17時まで)。入場無料。11月11日まで。